23歳の技巧派MFが「ブスケツを彷彿」 元日本代表DF置き去りターンに反響「うまい」

森田晃樹が酒井高徳を翻弄【写真:徳原隆元】

東京Vの森田晃樹が酒井高徳を翻弄

Jリーグが公式SNSを更新。東京ヴェルディのMF森田晃樹のプレーにフォーカスしたなか、元日本代表DFを翻弄したドリブルシーンに注目が集まっている。

現在23歳の森田は東京Vの下部組織出身。高校3年生の2018年にトップチームデビューを飾り、19年にトップチーム昇格が正式に決定し、プロ初ゴールを決めた。

今季はこれまでリーグ戦16試合に出場し、2アシストを記録している森田。ボランチを主戦場とし、23年からはキャプテンにも就任した。

そんななか、Jリーグ公式Tik Tokでは、5月26日のリーグ戦第16節で森田が見せたドリブルシーンに注目。浮き球を胸トラップで処理した森田は、後ろから迫ったDF酒井高徳に対して、フェイントを交えながら応戦。最終的に酒井の逆手を取って前進した。

元日本代表の実力者を翻弄したこのプレーには「やっぱりヴェルディのアカデミー育ちって足元上手いな」「天才!」「うまっ」「ブスケツを彷彿とさせる」「この手のターンほんとにうまい」など、反響のコメントが寄せられていた。

Jリーグ公式「J STATS」によると、森田は今季リーグ戦16試合の出場で745本のパスを記録し、スルーパス数22本、チャンスクリエイトは20回となっている。技巧派の森田だが、こぼれ球奪取総数でリーグ4位の76回を記録している。

パス・ドリブルなどのチャンスメイクに加えて、こぼれ球奪取といった黒子的な役割でも貢献を見せる森田。自身初のJ1で期待通りの活躍を見せている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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