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盗撮容疑での逮捕など教職員の不祥事が相次ぐ中、広島県の教育長が臨時の県立学校長会議を開いて、緊急メッセージを出しました。
広島県 篠田智志 教育長
「わいせつ行為など教職員としてはもとより、社会人としての資質が疑われるものが続発しており、事態は極めて深刻」
対面とオンラインで開かれた学校長会議には、95人が出席しました。
県内では4月、更衣室で着替えていた同僚女性をスマートフォンで撮影しようとした疑いで教諭の男が逮捕されました。また、5月には女性のスカート内にスマートフォンを向けた疑いで事務職員の男が現行犯逮捕されるなど、今年度に入って3人の教職員が盗撮などの疑いで逮捕されています。
篠田教育長は緊急メッセージで、わいせつ行為などには厳正に対処していくとして、「教育に携わる者は崇高な使命を自覚して、責任を果たしていかなければいけない」と呼びかけました。
篠田智志 教育長
「教育に携わるすべての教職員が自らの使命を自覚して、あらためて職責を果たしてもらいたいと、そういう強い思いからメッセージを発出した」
また、各学校には効果的な研修などの取り組みを、継続して行うよう求めました。