身長154センチで296ヤード! 鈴木真緒の全身を使ったパワフルスイングにファンもビックリ

次戦の「マイナビネクストヒロインゴルフツアー」では飛ばし屋の本領発揮が期待される鈴木真緒(撮影:上山敬太)

日本プロドラコン協会(JPDA)に所属する “ドラコンチャンピオン” の鈴木真緒が自身のインスタグラムを更新。同協会の競技会で296ヤードを飛ばした会心のショットを動画で公開した。

「season 2 鹿児島大会 296yd」とだけ記した投稿。動画の画面内には「どれかが296yd」と表示されていた。

鈴木は身長154センチと小柄ながら、全身を使ったパワフルなスイングでロングドライブを誇る選手。JPDAの大会でも52キロ以下と無差別級の2階級を同時に制覇したこともある有力選手の1人だ(現在、女子は58キロ以下、65キロ以下、無差別、レジェンドの4ジャンル)。

動画が収録されたのは、5月26日に鹿児島県の三豊ゴルフクラブで開催された大会。試合は1対1で行われ、1ラウンドに3球を打つ。グリッドを捉えた最長飛距離をそのラウンドの記録とし、女子は3ラウンドの合計で勝敗を競う。また各ラウンドの3球は1分10秒の持ち時間内に打たなくてならないと定められている。

58キロ以下に参戦した鈴木は296ヤード、295ヤードとラウンドごとの記録では対戦相手を圧倒したが、1ラウンド目に記録を残せなかったため、3ラウンドの合計飛距離で及ばず敗戦となってしまった。ドラコンチャンピオンには「真っすぐ、遠くへ」が求められているのだ。

それにしても鈴木のスイングは圧巻。ファンも「パワフル真緒ちゃんッ!!」「凄まじい、スイングスピード!!」「シャフトのしなりより自らがコマの様に回転して加速させてるように見えました」と称賛。またウェアからソックスまで、鮮やかな黄色で統一したビジュアルを褒める声も聞かれた。

鈴木はドラコンプロとして活躍する一方、将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の場を提供する「マイナビネクストヒロインゴルフツアー」にも参戦。今年も5月20日には第4戦に参戦。そして6月4日に開催される第7戦「CREATION LADIES CUP」にもファン投票によって出場が決まっている。

第4戦では強風と大雨で自慢の飛距離を活かせなかったが、次戦では好天に恵まれ、鈴木の持ち味がいかんなく発揮できることを、彼女に投票した多くのファンが期待している。

© 株式会社ALBA