ジープ、ミドルサイズ3列SUV『コマンダー』に限定車“オーバーランド”を設定。プレミアムな室内を演出

 ブランドの名に恥じない卓越したオフロード性能を維持しながら、多人数の乗車が可能な3列シートを備えた新世代の7名乗りミッドサイズSUV『Jeep Commander(ジープ・コマンダー)』に、ブラウンのスウェード素材を採用し、プレミアムな室内空間を演出した限定車“Overland(オーバーランド)”が登場。5月25日より販売が開始されている。

 全長4770mmのボディに最大7名まで乗車可能な3列シートを備え、乗員の快適性や安全性を高める充実した機能装備を誇るコマンダーは、日本市場においてブランド初となる2.0リッター直列4気筒ディーゼルエンジン(170PS/350Nm)搭載車を導入するなど、そのスタイリングや機能で新世代モデルの高い実力を印象付ける。

 そのディーゼルを搭載した人気グレード“Limited(リミテッド)”をベースとし、おなじみの名称を掲げた今回の限定車は、インテリアにエンペラドールブラウン色のスウェード素材をふんだんに採用し、オプションアイテムとして人気の高いデュアルペインパノラミックサンルーフを標準装備とするなど、プレミアムな室内空間を演出した点が最大の特徴となる。

 そのインテリアではエンペラドールブラウンのカラーとしたプレミアムレザーシートが奢られ、前席には「OVERLAND」刺繍も施される。

 一方のエクステリアでは、ボディ同色の前後フェイシアやホイールフレア、シルモールディングをはじめ、シャークフィンアンテナにアクセント付きのクローム仕上げフロントグリルをグロスブラック塗装とし、伝統の“7スロット”をさらに強調。さらに「OVERLAND」のバッジに加え、脚元ではダイヤモンドカットのグラナイトクリスタルアクセント入り18インチアルミホイールを装着するなど、内外装ともに上質感を高めるアイテムが多数装備される。

 運転席には10.25インチのフルデジタルクラスターが備わり、インストゥルメントパネルの中央にはApple CarPlayやAndroid Autoに対応した10.1インチタッチパネルモニター付オーディオナビゲーションを搭載。もちろん、対応するスマートフォンであれば置くだけで充電できるワイヤレス充電機能も用意されている。

 2列目と3列目シートにも充分なスペースが確保され、それぞれのシートにリクライニング機能が備わるなど、すべての乗員が快適な乗車姿勢を取ることが可能に。最大で80度まで開く大開口ドアによって乗降性にも配慮し、2列目シートはワンタッチで格納できるタンブル機能により、荷室容量は5名乗車時で481L、7名乗車時で170Lが確保される。

 ボディカラーにはパールホワイトトライコートとブリリアントブラッククリスタルP/Cの2色が各100台ずつ用意され、合計200台の限定に。価格は634万円(税込)となっている。

ボディカラーにはパールホワイトトライコート、ブリリアントブラッククリスタルP/Cの2色を用意
脚元ではダイヤモンドカットのグラナイトクリスタルアクセント入り18インチアルミホイールを装着
エンペラドールブラウンのカラーとしたプレミアムレザーシートが奢られ、前席には「OVERLAND」刺繍も施される

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