『クラシック百貨店～フレンチ・クロニクル』シリーズ100タイトルから、声楽にフォーカスした名曲を収録したコンピレーション・アルバムがに発売される。『オーケストラ・ベスト』『ピアノ・ベスト』『室内楽ベスト』に続くシリーズ第4弾作品となる。
今作には、14世紀に活躍した作曲家ギョーム・ド・マショーの「レ（LAY）」という形の歌曲から、複数の声で歌われる「《泉のレ》から〈これまで私の過ちの元となっていた〉」、ヴェルサイユ楽派を代表する作曲家マルカントワーヌ・シャルパンティエの教会音楽で、彼の最高傑作のひとつとされる「《テ・デウム H.146》から〈永遠の父よ〉」。
そして、オーヴェルニュ地方の太陽の光に恵まれる気候や牧歌的でカラフルな風景、住民の素朴さなどが目に浮かぶ、ジョゼフ・カントルーブ作曲《オーヴェルニュの歌》から〈野原の羊飼いのおとめ〉や、〈牧場を通っておいで〉など全24曲が収録されている。
1974年に中世の作品の復興を目指して設立されたロンドン中世アンサンブルや、バロックから古典・ロマン派まであらゆるレパートリーを手がけるフランスの指揮者マルク・ミンコフスキ、清らかな美声で世界を魅了した名ソプラノ歌手のキリ・テ・カナワなど、一流のアーティスト達による演奏が楽しめるコンピレーションとなっている。
■リリース情報
『クラシック百貨店～フレンチ・クロニクル ―声楽ベスト』
発売日：2024年7月24日
品番：UCCS-1377/8 定価￥2,420(税込)
