守備陣の補強を狙うマンU、チェルシーDFチャロバー獲得に関心?

マンチェスター・ユナイテッドが、チェルシーに所属しているイングランド人DFトレヴォ・チャロバーの獲得に関心を示しているようだ。30日、イギリス紙『インディペンデント』が伝えている。

現在24歳のチャロバーは8歳からチェルシーの下部組織に在籍し、ハダースフィールドやロリアン(フランス)などへのレンタル移籍を経て、2021年8月にトップチームデビューを飾った。これまでトップチームでは公式戦通算63試合出場で4ゴール1アシストを記録し、2022年11月には1年の延長オプションが付随した2028年6月30日まで契約を延長した。

2023-24シーズンは負傷の影響で大きく出遅れたものの、スタメン出場したプレミアリーグ10試合は無敗に終わるなど、公式戦17試合出場で1ゴールを記録。最終的に6位にまで浮上し、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権を獲得したチームに貢献を果たした。

そんなチャロバーに対し、今季を通して守備陣に負傷者が続出した上に、元フランス代表DFラファエル・ヴァランが退団するマンチェスター・ユナイテッドが関心を寄せているという。

なお、チェルシーとしてはプレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)に準拠するために6月30日までに選手売却を実施する必要があることが噂されており、2500万ポンド(約50億円)ほどのオファーが届けばチャロバーの売却を認める可能性が指摘されている。

チェルシーからは昨夏にイングランド代表MFメイソン・マウントを獲得しているマンチェスター・ユナイテッドだが、果たして2年連続でチェルシーの生え抜き選手を獲得することになるのだろうか。

© 株式会社シーソーゲーム