電通、テレビ朝日・クラスター、共同出資事業を開始 メタバースのマーケティング活用促進を目指す

電通、テレビ朝日、クラスターの3社は、5月31日、体験型エンターテインメントの提供や、クリエイターエコノミーの機会創出、企業によるメタバースのマーケティング活用を支援するための共同出資事業の開始を発表した。

同事業では、「メタメタ大作戦 製作委員会」を組織し、継続的なイマーシブメディアのビジネスモデル化およびメタバースをマーケティング活用するためのテレビメディア連動型効果指標モデルの設計やトライアルを行う。

これにより3社は、テレビコンテンツの視聴に加えて、参加者がクリエイターとしてアバターやワールドを創造し、その世界観に参加できるというメタバースの特徴を生かした体験型の「新しいエンターテインメントの形」に挑戦する。

第1弾として、「この夏、強制ログイン!史上最大のバーチャル文化祭」をコンセプトに掲げたテレビ番組連動型のメタバースイベント「メタメタ大作戦」を2024年7月20日~9月1日までの6週間にわたり毎日開催。テレビ朝日が運営する「光と星のメタバース六本木」内の特設会場「メタメタ学園」にて実施する。

なお、同イベントの様子は毎週金曜深夜0:45〜1:15に関東地区で放送されるテレビ朝日の情報バラエティー番組「金曜日のメタバース」を中心に随時発信する。他にも、「ミュージックステーション」や「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」などのテレビ番組と連動したブースの展示や、参加者同士が楽しめる企画を提供。また、イベント協賛企業のブランディングに活用可能なニーズに合わせた幅広い協賛メニューを展開していく予定だ。

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