わずか1キロの通りに凝縮された杭州の「ナイトタイムエコノミー」―中国

杭州の武林路を散歩すると、1キロメートル足らずのこの通りに沿って露店がずらりと並んでいる。

初夏の浙江省杭州市は暑さがまだそれほど厳しくない。夜のとばりが下り、明かりがともるころ、杭州の武林路を散歩すると、1キロメートル足らずのこの通りに沿って露店がずらりと並んでいる。店主らは灯りの下で、道行く人に盛んに声を掛け、扇子や組紐細工、手作り人形などさまざまな商品を売っている。これが現在人気を集める味わい深い杭州の「ナイトライフ」だ。

ここ数年、杭州はナイトタイムエコノミーの発展を非常に重視し、政策による支援と環境の最適化を通じて、一連のナイトエコノミーブランドを育成することに成功した。武林夜市は従来のビジネス圏から誕生した新業態として、杭州の夜に生き生きとした活気を与えているだけでなく、都市での消費の時間と空間を拡大し、経済の活力の新たな注目点になっている。(提供/人民網日本語版)

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