林道を自転車で駆る「丹沢グラベルオープンゲート 」が6月9日開催、新東名秦野SA建設予定地も会場に 秦野市

3月に実施された林道開放走行イベント

アウトドアの拠点づくり活動を行う団体「鶴嘴(つるはし)―Tsuruhashi」(廣西壮飛(まさと)代表)が6月9日(日)、秦野市内の林道を自転車で走行するイベント「丹沢グラベルオープンゲート」を実施する。今回は新東名秦野SA(サービスエリア)建設予定地も会場となり、スポーツ自転車関連などのブースが出店するイベントも初めて開催される。

鶴嘴は丹沢を訪れる人々に対し、自然環境保護に関する普及啓発事業やアウトドアスポーツの魅力を発信する「NPO法人丹沢を愛する会」(山本哲史代表)の下部組織として活動している団体。今年2月・3月にも秦野市森林組合の協力を得て、林道をコースとした自転車走行イベントを実施している。

コース走行と体験イベント

「丹沢グラベルオープンゲート」の走行コースは、普段立ち入ることができない同森林組合が管理する作業林道。メイン会場となる新東名秦野SA予定地(秦野市戸川1334付近)から、自転車で5分ほど移動した場所にある。その林道を複数つなぎ、参加者のレベル別に本格的なコースが用意される。参加は事前申し込み制。参加費3300円。午前9時から午後3時半まで。

また、メイン会場となる同SA予定地では、自転車を取り入れたライフスタイルの体験・試乗・試着・講習会など、一般来場者が参加できるイベント「サイクルエキスポ」が同時開催される(一部、近隣の村上いちご園駐車場が会場)。SHIMANO・MAVICなど自転車パーツ企業、MERIDA・FACTORなど自転車ブランド、トヨタモビリティ神奈川・日産神奈川販売など各種企業や飲食ブースなどが出店する予定だ。入場無料。午前10時から午後3時まで。同SA予定地がイベント会場として利用されるのは、今回が初めてとなる。

廣西代表は「隣接する県立秦野戸川公園を訪れるハイカーやランナー、家族連れなども楽しめる内容となっていますので、多くの方にお越しいただき、自転車に触れる機会になれば。また、今後もイベントを継続していくため、ルールの順守とマナーの向上に努め、自転車を通じてアウトドアを楽しんでいただきたい」と思いを話す。林道走行の参加は、申し込みHP(ホームページ)【URL】https://funq.jp/bicycle-club/article/958159/から。

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