日本の実情を学ぶ カンボジアの研修生らが 厚木市・愛川町・清川村

商業センターを見学する研修生たち

カンボジアの政府系金融機関である「カンボジア中小企業銀行」から10人の研修生が5月23日、厚木市のカンボジア商業センターを訪れた。

これは日本公庫国民生活事業と財務総研が連携して計画した1週間の来日研修の一環で、日本における首都圏近郊での中小企業支援について、実情を学び理解を深めてもらうことを目的に実施されたもの。

当日は市内で同センターを運営し、カンボジアにも事務所をもつ株式会社コジマホールディングスを訪問。研修生は同社の概要から、伊勢原で開設が予定される「カンボジア村」などの取り組みの説明を受け、実際に同センターを見学した。

センター長の小杉待子さんからはカンボジアの特産品や衣食などの文化が同センターでどのように紹介されているのか説明を聞き、馴染みのある物産品に興味を示した研修生は「自分の知っているものが日本で紹介されていることが嬉しい」と話した。

またこの日は日本公庫厚木支店と厚木商工会議所にも足を運び、日本公庫の業務や地域における商工会議所の役割などの説明も受けた。

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