73歳の女性ロック歌手、緊急の医療処置のため欧州ツアーを直前で中止!ファンへ「心配しないで」

ロックバンドのハートは、ヴォーカルのアン・ウィルソン(73)が「すぐに取り掛かる必要がある定期的な医療処置」を受ける必要があるとしてヨーロッパツアーを中止を発表した。70年代半ばに『バラクーダ』などのヒット曲で妹のナンシー・ウィルソン(70)とともに一躍有名になったアンは、コンサートをキャンセルせざるを得なくなったことをファンに謝罪すると同時に「大丈夫」だから「心配」しなくていいと強調した。

詳細は公表されていないが、手術後の回復に6週間必要だそうで、アンはXにこう投稿している。「私は大丈夫!。心配しないでね」「迷惑をかけて申し訳なく思ってるわ。私にとっても間違いなく迷惑だけど。いつも愛と敬意を込めて。アン」

バンドのスクイーズがオープニングアクトで出演する予定だった同公演は、チケットの払い戻しを受け付けている。

今月北米公演の日程の一部を終了したハートは、残りの公演を7月再開する予定となっている。

一方で、アンは以前70代になっても音楽を続けていることについて「多くのことを経験して、それを語り継ぐために生きてきた人間にとって、自分の経験を分かち合うことはいいことだと思うの」「多くの若いミュージシャンやリスナーたちからも、まだ活躍していることやただ健在なことに感謝される」と語っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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