ユニクロジュニアの第2ラウンド終了 日本勢はV圏内で最終日へ

トップと2打差につけている藤本愛菜(撮影:岩本芳弘)

<ユニクロ アダム・スコット ジュニアチャンピオンシップ 2日目◇30日◇フォールズクラブオブパームビーチズ(米国・フロリダ州)◇男子6757ヤード&女子5970ヤード・パー72>

今年で3度目の開催となる全米ジュニアゴルフ協会(AJGA)主催の「ユニクロ アダム・スコット ジュニアチャンピオンシップ」は2日目の競技が終了した。

男子の部のトップは、ノースカロライナ州から出場しているペンソン・バジェット。この日5連続を含む7つのバーディを奪取し、トータル11アンダーで単独首位に。「ティショットでしっかり置きたいところに置けたのは良かったですし、戦略的にいいところにボールを運ぶことができました」とマネジメントが上手くいったと笑顔で話してくれた。

JGAナショナルチームの松井琳空海(まつい・りうら)は5打差のトータル6アンダー・3位タイにつけた。オーストラリアからの招待選手、マックス・モーリングはトータル2アンダー・15位タイ。今回の大会では残念ながらホストのアダム・スコット(オーストラリア)が「RBCカナディアン・オープン」に参戦しているため来場できず、「まだ会ったことがなかったので残念ですが、アメリカでプレーして、きょうは15番(306ヤードの短いパー4)でティショットが入りそうになったのには興奮しました。ゴルフ以外でも食べ物がおいしかったり、いい経験ができています」と白い歯を見せた。

なお、タイガー・ウッズ(米国)の愛息、チャーリーはトータル2オーバー・27位タイ。トレバー・イメルマン(南アフリカ)の息子のジェイコブはトータル3オーバー・32位タイとなっている。

女子の部ではリイ・ミイ(中国)と地元フロリダのケイラ・ブライアントがトータル4アンダーで首位に。初日にトップだった同じくJGAナショナルチームの藤本愛菜は、スコアを2つ落とし、2打差の3位タイに後退。この日はパットの不振がティショットにも影響して崩したが、十分に優勝を狙える位置で最終日を迎えることとなった。

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