WTTチャンピオンズ重慶＜5月30日～6月3日／中国＞
5月31日、女子シングルス1回戦で平野美宇（24=木下グループ／世界ランク11位）がメシュレフ（30=エジプト／同24位）をゲームカウント3-0で下し、2回戦に進出した。
パリ五輪ではシングルスと団体の2種目でメダルを狙う平野。今大会の初戦は、エジプトの大黒柱で今月行われたアフリカカップの女王・メシュレフとの初対戦となった。
フォア前への巻き込みサーブでメシュレフのレシーブミスを誘った平野が第1ゲームを先取。バックハンドも好調でラリー戦でも相手を上回った。
メシュレフ PHOTO：World Table Tennis
第2ゲームはバック対バックから先にフォアサイドを突かれてペースをつかめずにいたが、我慢のプレーで粘り強く対応すると終盤ではサーブからの3球目フォアドライブをきっちりと決めて、平野が2ゲームを連取する。
実力に勝る平野が第3ゲームもリード。レシーブではストップを効果的に使い、ラリーに強いメシュレフを前後に揺さぶり得意な形にさせない。
最後はフォアドライブをストレートに決めて、平野がストレート勝利をおさめた。
2回戦では伊藤美誠（23=スターツ／同10位）と王曼昱（25=中国／同2位）の勝者と対戦する。
＜WTTチャンピオンズ重慶 女子シングルス1回戦＞
平野美宇 3-0 メシュレフ（エジプト）
11-5/11-8/11-7
