日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」が３１日、注目されている東京都知事選（６月２０日告示、７月７日投開票）について取り上げた。
今回の都知事選は「小池百合子氏ＶＳ蓮舫氏」という構図で注目されているが、小池百合子都知事はまだ出馬を表明していない。そのため、「本当に出馬をとりやめるかも」という見方も出ている。
弁護士の本村健太郎氏も「出馬しないんじゃないかなっていう選択肢も、もしかしてあるのかな」と指摘。その理由について「一部では問題になっている学歴詐称疑惑。あれを本気で小池さんが心配していて、万が一出馬して大丈夫なのかなっていうリスクを考えている可能性も、もしかしたらあるのかも」と推測した。
これに対し元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「詐称疑惑と言っても明確な根拠がない」と、出馬をとりやめる理由にはならないという見方を示したが、一方で「一つ気になるのは小池さん、都知事にこだわりあるのかな？」と話した。
「もう東京オリンピックも終わったじゃないですか？ 小池さんの公約って、東京を強烈に『こういうふうにするんだ』っていうのが、そんなないんですよね」
今回で２期目を満了する小池氏は「ほぼほぼこれで、いろんな子育て支援策とかもやったから、もう満足してんじゃないのかなと思うんですけどね」と指摘したうえで、「強烈な候補者が出てくるとか、蓮舫さんの状況とかを見ながら、もうこの辺でいいんじゃないのと思ったらやめる可能性は十分あると思いますよ。政治家っていうのはエネルギーがないとできないんで」と、小池氏の心境を推測した。
