「漁師直伝」カップ焼きそばのお湯を無駄にしない「海の節約術」が話題

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カップ焼きそばを作るときに捨ててしまうお湯を無駄にしない食べ方の動画がXに投稿され、「エコでいいアイデア!」と話題になっています。

投稿したのは、漁師の小枝哲さん(@SatoshiKoeda)。マグロ漁で沖泊の時よくやっていたという、お湯を無駄にしないカップ焼きそばの食べ方を実演した動画をXに投稿しました。方法は簡単で、カップ焼きそばに通常通りお湯を注ぎ、湯切りの際にお湯を捨てずにカップラーメン用のお湯として利用するやり方です。

漁師直伝のやり方に1.2万もの「いいね」が寄せられ、コメント欄には「さすが漁師さん!この発想はなかった…!」「水も大事な資源だもんね。貴重なお湯を無駄にしないアイディアだ」「エコだし出汁が効いてうまそう!」「被災した際にも使えそうだね」と称賛の声が集まっています。

ハフポスト日本版は、小枝さんに話を聞きました。

漁師であり、加工場も経営している小枝さん。「一緒に働いてる方とお昼にカップヌードルとカップ焼きそばを食べましょうという話になり、『前にマグロ漁行ってた時こうやって食べてたよ!』と動画を撮ってもらい投稿した」そうです。

実は最初の考案者は、一緒に船に乗っている父親とのこと。「私の船はあまり大きい船じゃないので真水もたくさん積んでいません。そのため水が貴重なので乗組員などでお湯をリレー式で使うことにしました」と説明。

また、ほかにもパックご飯を湯煎したお湯を使ったりもしていたそうです。

肝心の味について聞くと、「さほど変わりはなく、美味しい感じに仕上がっています! 2分30秒くらいでカップヌードルに入れるのがベスト」とのこと。

反響に対して、「エコだ!など色々寄せられましたね。体に悪そうとか、油増し増しだ!とかも…。まさかこんな感じの動画がバズる?とは思いませんでした」と驚いていました。

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