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日本代表MF鎌田大地(27)が、今季限りでイタリア1部ラツィオを退団すると、イタリアメディア「LA LAZIO SIANO NOI」などが報じた。
つい1日前までは、2年(1年延長のオプション付き)の契約延長で残留する見通しを複数のイタリアメディアが報じていたが、一転してわずか1年で去る見通しとなった。同メディアによると、鎌田は契約延長のオプションを行使せず、その期限が5月30日だったという。
問題は、契約解除条項にあったと、同メディアが報じている。ラツィオは2000万ユーロ(約34億円)を求めたのに対し、鎌田側は600~700万ユーロ(約10億1700万円~約11億8000万円)を主張。しかも今夏の行使をも視野に入れていたとし、この溝を埋められなかったようだ。
ただ、フリーの選手として鎌田と交渉する余地はありそうだが、イタリアの成長令(直近の2年以上をイタリア国外で生活していた者を新たに雇用する場合は、最長5年で所得税率を最大50%免除できる)適用選手ではなくなるため、再契約は除外されるという。成長令は昨年12月31日で撤廃された。
鎌田を巡っては、ドイツ1部Eフランクフルト時代の恩師、オリバー・グラスナー監督が指揮するイングランド・プレミアリーグのクリスタルパレスなどが関心を寄せている。