4700万円の”脱税”問われた人気漫画「薬屋のひとりごと」の作画担当者 初公判で「まとめて払うつもりでした」

人気漫画「薬屋のひとりごと」の作画を担当する女が所得税約4700万円を脱税したとされる事件。

初公判で女は、起訴内容を認めたうえで、「まとめて払うつもりでした」と述べました。

人気漫画「薬屋のひとりごと」ねこクラゲ

初公判を迎えたのは、人気漫画「薬屋のひとりごと」の作画を担当する福岡市南区の漫画家「ねこクラゲ」こと池田恵理香被告です。

池田被告は、2019年から2021年にかけての所得約2億6000万円について、期限までに確定申告せず所得税約4700万円を脱税したとされています。

31日の初公判で池田被告は、起訴内容を認めたうえで、「まとめて払うつもりでした」と述べました。

検察側は冒頭陳述で、「漫画の期限が迫っていたことから漫画を優先した」などと主張。

一方、弁護側は、起訴内容について争わない姿勢を示しています。

次回の裁判では、池田被告が所得税約4700万円と延滞税などを今年1月に全額納付したことを示す証拠が提出されるということです。

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