訓練用の小型機が神戸空港に胴体着陸 ヒラタ学園の3人搭乗 滑走路を閉鎖

滑走路で胴体着陸した機体=31日午後3時46分、神戸市中央区、神戸空港

 31日午後2時25分ごろ、神戸市中央区の神戸空港の滑走路に、学校法人ヒラタ学園(神戸市中央区)の小型機が胴体着陸した。同学園によると、機体は訓練機で、60代の男性教官1人、20代の男性訓練生2人の計3人が乗っていた。いずれもけがはないという。

 訓練機は、離着陸を繰り返す「タッチアンドゴー」の練習中で、何らかの原因で車輪が出なかったとみられるという。訓練前の点検では異常は確認されていなかった。

 神戸空港などを運営する関西エアポートによると、午後2時半ごろから滑走路を閉鎖。滑走路の損傷はないという。同空港には一つしか滑走路がないため、午後4時時点で同空港離発着の計16便を欠航にした。

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