コンパニ新監督「すべての試合に勝利することが最優先だ」 新天地バイエルンで王座奪還を目指す

写真:コンパニ新監督はバイエルンの復権を目指す ©Getty Images

バイエルンのヴァンサン・コンパニ新監督は、就任会見で新たなクラブを率いる意気込みを語った。バイエルン公式サイトが伝えている。

38歳のコンパニ新監督は2019年7月、アンデルレヒトに選手兼任監督として移籍して指導者としてのキャリアをスタートさせた。2022年7月、チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していたバーンリーの監督に就任。初年度から勝ち点「101」ポイントという圧倒的な成績でチャンピオンシップ優勝に導き、プレミアリーグ昇格を果たした。

しかし、2023-24シーズンはプレミアリーグのクラブを前に苦戦を強いられ、リーグ19位という結果で再びチャンピオンシップに降格した。そして、バイエルンは現地時間5月29日、コンパニ新監督の就任を発表した。

コンパニ新監督は、バイエルンという新天地での意気込みを述べた。

「バイエルンがどれほどのビッグクラブかわかっている。監督に就任できたことを誇りに思うと同時に、モチベーションに満ちあふれている。僕個人に関して言えば、今すぐにシーズンが始まっても大丈夫だ」

「監督というポジションに立つからには、24時間働かなければいけない。僕は常に高いモチベーションを持っているし、選手たちをさらに高いレベルに引き上げようとも思っている。物事が順調に運ばないときほど1番モチベーションが上がる。それが僕の性格なんだ」

「すべての試合に勝利する。それが最優先だ。僕はベルギーでもっとも歴史が浅いクラブの1つと、プレミアリーグでもっとも規模が小さいクラブの1つで監督を経験した。僕にははっきりとしたビジョンがある。それをここでも実行するつもりだ」

2023-24シーズン、バイエルンはブンデスリーガ3位に終わり、連覇は11で途切れ、2011-12シーズン以来、初めてタイトルを獲得することなくシーズンを終えた。コンパニ新監督はバイエルンのドイツの王座奪還を目指す。

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