出勤時、毎朝カフェで「コーヒー」をテイクアウトしています。妻に「家からタンブラーに入れて持っていけば?」と言われましたが、そんなに節約になるのでしょうか…?

毎日注文すると1ヶ月のカフェ代は1万円を超える?

例えば、毎朝スターバックスラテのグランデサイズを1杯購入して職場に向かうとしましょう。2024年5月時点で「1杯540円」かかるため、1ヶ月で20日出勤する場合はカフェ代として1万800円の出費が発生します。

1回あたりの支出は500円程度ですが、積み重なると無視できない金額となることが分かります。最近はさまざまなものの値が上がっている影響で、カフェ代が値上げされることもあり、今後さらに単価が上がると「カフェでコーヒーを注文すること自体がぜいたく」と思われるようになるかもしれません。

「ドリップパック&タンブラー」方式に変えると節約できる?

では毎日カフェに行くのをやめて、ドリップパックを購入してタンブラーに入れて持ち運ぶスタイルに変えると節約効果はあるのでしょうか。

ドリップパックコーヒーといってもさまざまな商品が存在し、コンビニやスーパー、通販サイトなど購入方法によって価格が大きく変わることもあります。今回はまとめ買いする前提でドトールコーヒーが提供するドリップカフェを使うとしましょう。

ドリップカフェは40杯分のまとめ買いの場合、商品によって3000円から6000円程度まで価格に幅があります。「40杯で3000円の商品」を使用すれば1杯あたりの価格は75円となり、1ヶ月で1500円かかる計算です。

ドリップパックを開封してコーヒーを作る場合、実際には水道代やお湯を沸かすための電気代やガス代などが別途発生しますが、カフェで注文する場合に比べると出費は大きく抑えられることが分かります。

タンブラーを使うメリット

自分用のタンブラーをまだ持っていない場合は新しく購入する必要があります。スターバックスラテのグランデサイズの量は公式には発表されてないものの、約470mlとされています。

スターバックスのオンラインストアでは473ml前後のサイズのタンブラーが販売されているため、主にグランデサイズの量を飲む場合は473ml以上のサイズを選ぶと良いでしょう。

例えば、「ステンレスTOGOロゴタンブラーマットホワイト473ml」は4100円で販売されており、その他の同サイズ商品も4500円前後で購入できます。金額だけ見ると「高い」と感じるかもしれませんが、タンブラーは使い捨てカップと異なり1度購入すると何度も使用できます。

スターバックスへ持ち込んで注文すると資源節約協力へのお礼として値引きしてもらえるのもうれしいポイントです。

まとめ

本記事では、毎日カフェに行くのをやめて、タンブラーを用意してドリップパックでコーヒーを作って持って行くと節約効果はあるのか解説しました。

タンブラーの購入で一時的に出費が増えたとしても、ドリップパックに変えることで節約につながる可能性があります。ただし、店頭で注文した場合のようにすぐに用意されるわけではなく、自分で作る手間がかかるのも事実です。

特に、カフェ好きの人の場合は全てドリップパックに変えると楽しみがなくなってストレスがたまり、他で散財するなど逆効果になるおそれもあります。無理なく続けるためにも、カフェとドリップパックそれぞれバランスをとりながら工夫してみましょう。

出典

スターバックスコーヒー スターバックスラテ
ドトールコーヒーオンラインショップ ドリップカフェ
スターバックスコーヒー タンブラー

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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