東京の西の端、緑深い山間に異世界への入口… 奥多摩の豊かな自然が作り出した『日原鍾乳洞』

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は豊かな自然と魅力的なスポットがあふれる多摩エリアを紹介する特別企画「たまにはプラっと!」で関東屈指の規模を誇る「日原鍾乳洞」や、「世界禁煙デー」を受け5月31日から1週間実施される「禁煙週間」を紹介しました。

◆特別企画【たまにはプラっと!】日原鍾乳洞

豊かな自然と魅力的なスポットがあふれる多摩エリアを紹介する特別企画「たまにはプラっと!」。
今回は、雨の日でも快適に、暑い時期には涼しく過ごせる神秘的なスポットに行ってきました。

都心から少し足を伸ばせば、そこは豊かな自然と魅力的なスポットがあふれる多摩エリア。

今回、訪れたのは、奥多摩町。
東京都の区市町村の中で最も広い面積を誇り、東京の貴重な水源である奥多摩湖をはじめ、四季折々の風景や澄みわたる空気を堪能できます。

JR青梅線の奥多摩駅からバスで約35分。
東京都の西の端、緑深い山間に、異世界への入口がありました。

日原川の支流に口を開く「日原鍾乳洞」は、関東屈指の規模を誇り、夏には大勢の観光客が訪れる人気のスポットです。
その理由が…。

(白戸キャスター)「おー、涼しい」

外気の影響を受けにくいため、洞窟内の気温は、年間を通じて11℃前後。
夏はひんやり涼しく、冬は暖かく感じます。
鍾乳洞とは、地面に染み込んだ雨水によって、地中の石灰岩が溶かされてできた洞窟のことで、溶け出した石灰分を含む水分により、自然の力で長い年月をかけて鍾乳石が作られます。
鍾乳石は1cm伸びるのに70年~130年もかかるといわれ、そこには人が推し量ることのできない歴史が刻まれています。

(白戸キャスター)「なんか微かに、音色みたいなのが聞こえる」

これは、「水琴窟」といわれる日本庭園の手法のひとつ。
地中に埋めた瓶に手水鉢の水が滴り落ちる音が反響して、美しい音色を奏でます。

さらに奥へと進むと…。

(白戸キャスター)「うわー、広い。さっきまでずっと狭い道を歩いてきたから。こんな広いところもあるんだ」

突然、視界が開けたその先には、まるで異世界に迷い込んだかのような、幻想的な空間が広がります。

悠久の時が生み出した大自然の造形美。
神秘的な世界に足を踏み入れてみては?

関連リンク
http://www.nippara.com/nippara/syounyuudou/syounyuudou.html

◆世界禁煙デー&禁煙週間

5月31日は「世界禁煙デー」で、5月31日から1週間は「禁煙週間」です。

都は、東京都医師会と共同で、「禁煙週間」の期間中、都庁第一本庁舎や東京芸術劇場などを受動喫煙防止のシンボルカラーであるイエローグリーンにライトアップします。

また、新宿西口地下道のデジタルサイネージなど都内各所で、禁煙に関する動画を発信します。

さらに、都内の小中学生や高校生が、20歳未満の喫煙防止や受動喫煙防止をテーマに描いたポスターコンクールの最優秀作品などを、都庁第一本庁舎1階で展示します。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/05/10/01.html

番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo

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