「厄介な雑草はヤギにおまかせ!」養父市でユニークな取り組み

2050年までに二酸化炭素の実質排出量ゼロを目指している養父市で、ある変わった取り組みが行われています。

むしゃむしゃと元気に草を食べる2頭のヤギ。ここは養父市大屋町にある雑草が生い茂った市の管理地です。

これまで除草作業はガソリンを使った草刈り機で行われていましたが、二酸化炭素の排出削減につなげるため、養父市は4月、この2頭のヤギを除草隊員に任命し、作業を任せています。

任命されたのは雄のアンディと雌のリリ。

2頭は雑草の中でも野生の豆類が一番好きなようで、まず、豆類を食べてから次に葉の大きい草、最後にススキの葉などの細い草を食べるということです。

また、ヤギは斜面を好むことから、人の作業負担の軽減や経費削減にもつながり地球にも優しく、人にも優しい取り組みです。

2頭のヤギは10月21日まで市の管理地で除草の任務にあたります。

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