「ずっと泣きそうで」伊藤沙莉『虎に翼』親子役共演の岡部たかしとの印象的なシーンを回想

「ずっと泣きそうで」伊藤沙莉『虎に翼』親子役共演の岡部たかしとの印象的なシーンを回想

5月31日、NHK『あさイチ』に、現在放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』でヒロイン・猪爪寅子役を演じている伊藤沙莉がVTR出演。同作で、自身の父・猪爪直言役を演じる岡部たかしとの印象に残っているシーンについて語った。

伊藤は、岡部との印象に残っているシーンについて、「私は、そこは意外とポップなシーンじゃないんですけど、お父さんが勉強しているトラの部屋に(酔っ払って)帰ってきて」と切り出し、直言が贈賄事件に巻き込まれて逮捕される前の会話のシーンだとして、「お土産を持って帰ってきて、『俺はトラが幸せだったらなんでもいいよ』って言うんですけど」と振り返った。

その上で、「私(寅子)は何も気づいていないから、まだ。お父さんがこれから捕まるっていうこととかも何も気づいていないから、“はて?”っていう顔をして聞いてなきゃいけないんですけど」「台本も読んでるし、いろいろ知っちゃっているから、その岡部さんのセリフの言い方と表情でずっと泣きそうで、私は」「しかも普段ずっとふざけてる人だから、尚更グッとくるというか」「岡部さんの目から伝わるものっていうのはすごく多くて、そこにとてもいざなっていただいたなっていうふうに思います」と語っていた。

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