剛力彩芽がスタジオに! “終活”テーマの出演映画をドンピシャ高齢メンバーが絶賛!

お笑いタレント、大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 5月31日の放送は大竹まことがお休み。今日から全国公開された映画『お終活 再春! 人生ラプソディ』に出演している剛力彩芽氏をゲストに招き、室井佑月とジャーナリストの青木理、経済学者の金子勝が、“お終活”シリーズ第2弾となる作品について伺った。

室井「映画、面白かった! 前作もすごい好きなんだけど、今作の方が結構好きかも」

剛力「ありがとうございます」

室井「もっとコメディ色が強くなった感じだよね」

青木「どういう映画か、剛力さんから紹介してもらってもいいですか?」

剛力「タイトルにある通り「終活」が一応テーマになっていて、私と高畑淳子さんと橋爪功さんが演じる大原家が、前作に引き続き色々なトラブルだったり、なんだりに巻き込まれます。今回はお父さんの方に問題が起きて、一方、お母さんは若い頃の夢を「私こういうことやりたかったんだな」って思い出して、シャンソンをやるっていう…」

室井「ライブをするんだよね」

剛力「そうなんです。シャンソン歌手になりたかったっていう夢があって、そこを目指すんです」。

室井「この夫婦が超面白いんだよね。橋爪さんがルーマサ(金子氏)みたいなすごい頑固おやじなんだよ」

青木「それで、ちょっと物忘れがひどくなってきて」

剛力「認知症の疑いが出てきちゃう」

青木「で、要介護認定を受けちゃう」

金子「そして生前整理とか奥さんが言い始めて…もう、身につまされるんだよ」

(スタジオ笑)

金子「娘から「お父さん! 生前整理」って言われて、死んでからだと「大変だから」って。実は今週、掃除のお手伝いさんが来て、バーッと押入れの中を全部捨てて、今大変な状態になってるんだよ」

青木「この人は、リアル『再春! 人生ラプソディ』をやってるわけです」

金子「剛力さんは非常にいい役ですね。お母さんの夢が全部結びつく、その真ん中に居るんだよね。終わりも加藤登紀子の歌を思い浮かべるような感じで」

室井「(映画挿入歌の)『愛の讃歌』ね」

金子「なかなか、うまいオチがいろいろ考えられてんだわ」

室井「あとさ、すごくうまくできてるのが世代格差みたいなもので、娘の剛力ちゃんと親世代の意思の疎通がずれるのが、すごく分かりやすいよね」

剛力「本当に日常であり得るんだろうなってことが起こるんですよね」

青木「でも剛力さんは若いじゃないですか。高畑さんらが演じられている世代や、金子さんも半分棺桶に足突っ込んでるけど、そういう人たちの「再春」をリアルに感じることは、あまりないんじゃないですか?それともシンパシーを感じたりとかするんですか?」

室井「いや、リアルだよ。結構」

青木「そりゃあ室井はね(笑)」

剛力「でも、いくつになっても自分の夢を思い出したりとか、新しい事に挑戦したり、そういうのは素敵だなって思いますよ。私の母親も映画を見てくれてるんですけど、「すごい面白かった、私もなんか始めようかな」みたいに言ってて、嬉しいですし、そういうのはいいなって思いますよね」

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