東京の東エリア唯一のミニシアター「Stranger（ストレンジャー）」にて6月～7月にホン・サンス監督特集、ジョン・ヒューストン監督特集が行われることが決定した。
49席のアットホームな空間で映画を楽しむことができる「Stranger（ストレンジャー）」は東京の東エリア唯一のミニシアターとして誕生。2022年9月の開業から、今年2月より組織を一新し、映画館とカフェと、地域に寄り添った役割を担って発信していく。椅子は新潟・十日町シネマパラダイスから、劇場スピーカーは山形・鶴岡まちなかキネマから譲渡されたもの。カフェでは本格的な食事や、SHIKISHIMA COFFEEがオリジナルで開発したStrangerブレンドなども楽しめる。
6月28日（金）から7月18日（木）にはホン・サンスの特集上映が開催。第74回ベルリン国際映画祭にて2年ぶり5度目となる銀熊賞（審査員大賞）を獲得したホン・サンス監督。日本劇場公開最新作『WALK UP』公開を記念し、日本未公開の作品を含む珠玉の5作品をセレクトし上映する。上映作品は『映画館の恋』『リスト』『草の葉』『あなた自身とあなたのこと』『川沿いのホテル』。『WALK UP』は6月28日（金）よりStranger他にて全国公開。
また7月19日（金）から8月8日（木）まではジョン・ヒューストンの特集上映を開催。1941年に『マルタの鷹』で監督デビューを果たし、1948年『黄金』でアカデミー賞監督賞・脚本賞を受賞。1951年『アフリカの女王』ではハンフリー・ボガートに初のアカデミー主演男優賞をもたらしたジョン・ヒューストン。人間が持つ野望とその挫折をテーマにした作品や、名だたる作家の原作を映画化するなど多彩なジャンルの映画を数多く手がける。今回の特集上映では初期1940年代〜晩年1980年代までの監督作の中から、貴重な日本未公開作品を含む年代別の作品をセレクトして上映する。『光あれ』『勇者の赤いバッヂ』『ゴングなき戦い』『ザ・デッド/「ダブリン市民」より』の他1作品を上映予定。
ホン・サンス特集上映 6月28日(金)～7月18日(木）
ジョン・ヒューストン特集上映 7月19日(金)～8月8日(木)
