「やりたいけどなかなか上手く進まない」「できることはあるけど、やりたいことは別」など、夢に向かって進むときにぶつかるのが「やりたいこと」と「できること」の壁。
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関西を中心に活躍するフリーアナウンサー・清水健がパーソナリティーを務める番組では、「やりたいこと、できること」をテーマにメールを募集した。
リスナーからは「高齢になっていくと、やりたいことが今につながっていく」という言葉とともに、「感謝の気持ちを伝えることで、『やりたいこと』と『できること』がつながっていく」というメッセージがつづられていた。
なかには、「やりたいことを優先する」と断言するリスナーもおり、「やりたいことに年齢は関係ない。健康であれば、まだまだやりたいことがあるので挑戦します」という力強い声が寄せられた。
リスナーのメッセージを読み上げた清水は、「どっちが上とかはないですが、やりたいことのほうが上にある感じですね。できることというのは、目の前にある近い存在なんでしょうね」とコメント。
同じくパーソナリティーを務める絵本作家・夏きこは、「そこ(やりたいこと)に近づくために何ができるか、ということが大事ですよね」と自身の見解を述べた。
「(前回のメッセージテーマ『夢と年齢制限』でも)僕たちには年齢制限があると思ってしまっていたけど、(リスナーの)みなさんはポジティブ。考えさせられる」と本音を吐露した清水。前に進むリスナーたちのメッセージに励まされていることを明かした。
清水は、自身の「やりたいこと」「できること」については、「いまできることを全力で頑張っていきたい。それがやりたいことにつながっていく」と話す。
「『いまやりたいことは何?』と聞かれたら、パッと出てこない。なかなか言葉では出てこないが、目の前のことを頑張り続けることでやりたいことにつながっていくのではないかなと思います」と、頑張り続けることを表明した。
一方の夏がやりたいのは、「絵本を描くこと」だそう。出版社などの兼ね合いもあるため「思うようにできないのが現実」だと嘆きつつも、「描くしかない」と決意を新たにした。
さまざまなお便りが届くなか、清水は「できること、やりたいこと。どちらかを優先するでもなく、みんなやりたいことに向かって頑張る。それが今日の、一つの答え」と番組を締めくくった。
※ラジオ関西『Clip木曜日』内「もしもの未来」2024年5月9日放送回より