バンド好き芸人のはるかぜに告ぐ・とんず 「飲み友だち」の関西注目バンドを紹介

吉本興業のお笑いコンビ・はるかぜに告ぐのとんずが、コンビでパーソナリティーを務めるラジオ番組で関西の注目バンドを紹介した。

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1組目は、2000年に結成された大阪発のメロディックパンクバンド「Smash up」。メンバーは、TAKUJI(ボーカル、ギター)、YOSHIKI(ギター、ボーカル)、IWACHAN(ベース)、SAKU(ドラム)の4名からなり、今回はIWACHANがゲストとして登場した。

バンド好きのとんずに魅力を語ってもらいたいところだが、当の本人から飛び出したのは「メロディックパンクはあまり聞かない」というひと言。そのため、ただの飲み友だち紹介となった。

今回の出演は、一緒に飲んでいる際に軽い気持ちで誘ったところ簡単にOKが出て決まったのだとか。

フットワークが軽い本日のゲスト・IWACHANに音楽をはじめたきっかけを尋ねると、「よくある感じですけど、お兄ちゃんがはじめたのがきっかけ」とのこと。兄が借りてきたベースをこっそり触っていたそうで、その後、兄がバンドをやめてからはお金を貯めてベースを買い音楽を続けてきたという。

ハイテンポな曲調にキャッチーで勇気づけられるような歌詞が特徴の楽曲は、メンバーのTAKUJIとYOSHIKIが作詞作曲を手がけており、作ったほうがボーカルを務めている。

楽曲について、IWACHANは「基本的には『前向きになってくれよ』みたいな感じの歌詞が多くて。『負けずに頑張っていたらきっとうまくいくよ』みたいな(思いが込められている)」と説明した。

今年3月には、7年ぶりとなるアルバム『THE SUN』をリリース。CDは公式通販とライブ会場限定での販売となっており、6月8日(土)に心斎橋clubSTOMP(大阪)で開催されるライブでも購入可能だ。

ライブは、6月9日(日)の松山Double-u Studio(愛媛)、6月15日(土)の岡山CRAZYMAMA(岡山)でも開催される予定とのこと。

2組目に紹介したのは、「GIZMO」。yoshimo(ベース&ボーカル)とCHAVEZ(ギター&ボーカル)のツインボーカルに、サポートメンバーのドラムを加えたスリーピースバンドで、90年代をイメージしたメロディックパンクロックを、ファストかつキャッチーに表現する。

そんなGIZMOから、CHAVEZがゲストに登場。こちらも出会いは居酒屋で、CHAVEZがとんずに声をかけたことがきっかけだという。2人は店を何件もハシゴするほどの飲み友だちではあるものの、都合が合わずライブにはまだ行けていないそう。

同バンドの楽曲について、CHAVEZは「『Step By Step』という曲では、パワフルな曲調と、歌詞にもある通り、『もうビール飲んで毎日気楽に生きて行こうぜ』『皆で楽しんで行こうぜ』みたいな感じで歌っている」と語った。

6月1日(土)、心斎橋BIG CATでイベント「ZIPPY PARK」を主催するGIZMO。同イベントについて、CHAVEZはこのように呼びかけた。

「メロディックのバンドをたくさん呼んでイベントをするということが、最近はもうあまりない。『俺らがやったらめっちゃおもろいやん』と思って企画させてもらったので、よかったら遊びに来てください」

GIZMOは、7月6日(土)に開催される「見放題大阪2024」への出演も決定している。

※ラジオ関西『Clip火曜日』2024年5月21日放送回より

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