バルセロナがペドリ売却検討 フリック監督就任で補強資金ねん出…169億円規模オファーで容認か

まだ21歳と若いMFペドリ(ロイター)

スペイン1部バルセロナが、同国代表MFペドリ(21)を〝犠牲〟することも視野に入れているようだ。スペインメディア「エル・ナシオナル」が報じた。

シャビ監督が解任され、ハンジ・フリック監督が就任したバルセロナは、無冠に終わった今季の巻き返しを図るべく、新指揮官の意向も踏まえた補強を検討している。ただ、資金難を抱えるにもかかわらず、そのためには1億ユーロ(約169億円)ほどを調達しなければならないという。

複数選手売却でまかなっていくにしても、簡単に集まる金額ではない。そのため同メディアは「フリック監督が求める補強を望むには、フランチャイズ選手の1人を犠牲にしなければならないことは明らか」とした上で、フリック体制で序列が変化する可能性があるペドリの名前を挙げた。

クラブ側は、ペドリの能力を評価しているものの、他クラブから1億ユーロ近いオファーが届いた場合、受け入れる用意があるとした。以前も大金を条件にペドリ放出報道はあったが、クラブ事情により売られてしまうのか。

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