新生「あきたフレッシュ大使」に委嘱状 男女3人が県産の野菜や果物をPR

県産の野菜や果物をPRする「ミス・フレッシュ秋田」が新たな名前「あきたフレッシュ大使」に生まれ変わりました。未婚の女性という応募要件がなくなっています。初代の大使に選ばれた男女3人に31日、委嘱状が手渡されました

「ミス・フレッシュ秋田」がお披露目されたのは33年前1991年です。

新型コロナウイルスの影響で募集がなかった2年間を除き、昭和・平成・令和と3つの時代で県産の野菜や果物のPR役として販売促進の一翼を担ってきました。

これまで応募資格は、「18歳以上の未婚の女性」とされてきましたが、JA全農あきたなどでつくる協議会は、時代の変化を踏まえ今年から未婚の女性という応募要件をなくしました。

名前を『あきたフレッシュ大使』に改め、今年3月からおよそ1か月半広く募集しました。

初代の大使に選ばれた男女3人に31日、委嘱状が手渡されました。

加藤あいかさん

「秋田県産の野菜というのは甘味とかが全然違ったりするので、その美味しさを伝えたいという気持ちを全面に出して」

佐藤安里紗さん

「男女で活動できるということになって、注目度もさらに上がっていると思うので、初代フレッシュ大使にふさわしい、明るくて元気に届けられるような人になりたい」

長谷川拳太さん

「秋田の農業と言えばお米だけじゃないよと、青果物もあるよというのを、県内外の方にPRしたい」「私自身料理することが得意ですので、こんな食べ方もありますよというのを、多くの消費者の方に知ってもらえたらなと思っております」

あきた園芸戦略対策協議会 虻川和義会長

「世の中の変化が出てきたとこともあって、いままでの選考基準を見直して、今回応募いただいたと」

「『フレッシュ』という言葉にあった」「大使にふさわしい方々だと思っておりますので、秋田の農業を元気にしていただくよう期待しております」

初代あきたフレッシュ大使は6月1日から1年間、県内や首都圏で行われる農産物のキャンペーンなどで、活動します。

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