移動が便利「次世代型電動車椅子」 課題のバス乗降について勉強会 広島

バスの乗り降りが課題となっています。

次世代型と呼ばれるウィル社製電動車椅子は免許もいらず歩道を通行できますが、バスに乗る際転倒するなどの事案が発生しています。

そのため製造メーカーやバス会社の担当者らが参加し今後の対応を検討する勉強会が開かれました。

勉強会では担当者が実際に車椅子に乗り込み操作などを確認していました。

ウィル製の電動車椅子は傾斜が10度まで対応できる設計ですが、実際のバスのステップは10度以上になるケースがあり、今回の勉強会では傾斜は18度でした。

傾斜角が大きくなると乗り降りが難しくなる場合があるということです。

県バス協会 事故防止対策委員会 玉田和委員長「安全にどうやって運ぶかということを考えていきたい」

WHILL 新免那月 広報マネージャー「(勉強会は)運転手さんだったりバス協会だったりユーザーからもいろんなフィードバックをいただきます。今後の製品開発に生かしていきたい」

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