秘境も雪解けが進み、観光シーズンの到来です。秋田県北秋田市にある太平湖で湖水開きが行われ、訪れた人が遊覧船から新緑を楽しみました。
6月1日から遊覧船の運航が始まるのを前に太平湖で湖水開きが行われ、式典の後訪れた人が遊覧船に乗り込みました。
遊覧船の利用者は例年3000人ほどですが、2023年は約1300人まで落ち込みました。2023年北秋田市の市街地で人がクマに襲われたことが影響しているといい、船内にクマスプレーを置くといった対策をしています。
2024年は新型コロナの影響が落ち着いたことから旅行会社や外国からの観光客から問い合わせも寄せられているといいます。
遊覧船を降りると、小又峡まで全長1.8kmの遊歩道が続きます。終点には高さ20mの「三階の滝」が訪れた人を待ち構えます。
遊覧船は10月まで運航され、6月の初夏の新緑から、10月の秋の紅葉まで神秘的な自然の彩りが楽しめます。