「一刻も早い停戦を」のメッセージ 広島市がイスラエルに「原爆の日」式典招待状を送付

広島市は8月6日の平和記念式典をめぐり、イスラエルへの招待状に一刻も早い停戦を促すメッセージを加えたことがわかりました。

広島市は5月29日、ガザ地区で戦闘を続けるイスラエルに対し、8月6日の平和記念式典の招待状を郵送しました。

その中で、多くの命が失われている現状について「極めて遺憾」としたうえで、「一刻も早く停戦し、対話による問題解決を願っている」と呼びかけました。イスラエルに平和的な解決を求めるため、ほかの招待国とは異なる対応をとったということです。

一方、広島市はウクライナに侵攻するロシアと同盟国のベラルーシを式典に招待していません。両国に対しては「式典の円滑な挙行に影響を及ぼす可能性がある」などと説明する書簡を送ったということです。

(2024年5月31日放送)

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