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フェンシング女子フルーレでパリ五輪代表の東晟良(あずま・せら=共同カイテック)は、メダル獲得に自信をのぞかせた。
前回の東京五輪に続く代表入りとなった東は、31日に都内で練習を公開。代表メンバーと汗を流し「1回目の東京五輪の時は出場できると決まった瞬間はすごいうれしくて、昔からの夢がかなったという感動とかいろんな感情があった。今回パリが決定したときは出るのが当たり前で次はメダルを目指していたので、東京五輪前のときとはちょっと感情が違うかな」と神妙に語った。
昨年の世界選手権団体戦では、銅メダル獲得に大きく貢献。同年アジア選手権(中国・無錫)も個人で銀メダルに輝くなど、世界の舞台で結果を残している。2度目の祭典に向けては「この東京五輪から3年過ごしてきて、世界選手権でみんなで銅メダルを取ったり、個人で表彰台にも乗ったりしているので、メダルを狙える位置だなと思っている」と力を込めた。
姉・莉央(共同カイテック)は無念の代表漏れとなったが「悲しい気持ちだけど、莉央の分まで頑張ろうと思っている」ときっぱり。花の都で歴史を刻むことはできるか。