「僕の中でつかちゃんは消えない」勝負服に合わせたひまわりの花で 高知競馬 塚本雄大騎手お別れの会

2024年3月、高知競馬のレース中に落馬し亡くなった塚本雄大(つかもと・ゆうだい)騎手のお別れの会が開かれました。騎手や調教師ら関係者が参列し、塚本騎手をしのびました。

高知競馬の塚本雄大騎手は3月24日のレース中、騎乗していた馬からバランスを崩して落馬し亡くなりました。25歳でした。2016年4月に高知競馬でデビューし、4年後に通算100勝を達成。これまでに318勝をおさめるなど将来を期待されていた塚本騎手は、「つかちゃん」の愛称で親しまれていました。

お別れの会には騎手や調教師をはじめ塚本騎手と親交があった人たち合わせて162人が参列。写真のまわりには勝負服の色に合わせてひまわりの花が供えられ、参列者は在りし日の思い出を語りかけていました。

(高知競馬調教師 目迫大輔さん)
「塚本(騎手)は生前たくさん勝ちたいと言っていました。重賞レースに勝ちたいと言っていました。その目標をきゅう舎が代わりに成し遂げることが、私が今できる塚本(騎手)への恩返しだと思っています」

(高知競馬 妹尾浩一朗 騎手)
「“つかちゃん”がおらんなって本当にさみしい。こんなに仲よくしてくれてありがとう。僕の中ではつかちゃんは消えない、また会う日まで」

祭壇と展示品は6月2日まで高知競馬場で一般に公開される予定です。

© 株式会社テレビ高知