台風のシーズンを前に、自分の住んでいる地域の山の災害状況などを徳島県に報告する「山地防災ヘルパー」の認定式が5月31日、県庁で行われました。
この「山地防災ヘルパー」は、県の依頼を受けて台風や地震の際に、自宅や職場の近くの山で起きた山腹崩壊などの被害状況を報告したり、地元の人に注意を呼び掛ける啓発活動を行うものです。
5月31日、県庁で行われた認定式には、県内の林業関係者や自治体の職員など、2024年度新たに選ばれた11人のうち9人に認定証が手渡されました。
このあと、詳しい活動内容や報告の仕方についての講習が行われました。
(山地防災ヘルパー 認定された吉田 智夏さん)
「建設会社の事務員をしていて、家も山の中にあるので、とっても身近なことで自分で何かできることがあれば、専門的な知識はまだまだですが何か役に立てることがあれば」
この山地防災ヘルパーは、今回認定された人を含め219人となります。