【新日本】EVIL 王者モクスリーにランバージャック戦要求「これは会社の決定事項だからよ」

海野翔太(下)を踏みつけベルトを掲げるEVIL

新日本プロレス31日の後楽園ホール大会で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVILがIWGP世界王者ジョン・モクスリー(38=AEW)にランバージャックデスマッチを要求した。

EVILは6月9日大阪城ホール大会でモクスリーに挑戦する。この日の大会では高橋裕二郎、SHOとのトリオで海野翔太、嘉藤匠馬、村島克哉組と対戦した。

ヤングライオンの村島をモクスリーの必殺技であるデスライダーで料理し、格の違いを見せつけたEVILは試合後のリングでマイクアピール。海野に向かって「モクスリーはまた今日も逃げてんのか? あいつを大阪では逃がしゃしねえから、ランバージャックで決定だからな? どうせアイツはよ、お前以外の仲間なんていねえからよ。俺ら総出で、お前一人でハンディキャップランバージャック、やってやってもいいぜ。これはよ、会社の決定事項だからな、よく覚えとけ」と、大阪城決戦のルール変更を主張した。

ランバージャック戦とは、両軍セコンドがリング四方を囲み、選手が場外に転落した場合はリングに押し戻すという完全決着ルール。EVILは昨年10月両国大会のIWGP世界王座戦(対SANADA)でもランバージャック戦を行い、ルールを悪用してセコンドを公然と試合に介入させた前科がある。

バックステージでは「モクスリーてめえ、逃げてんじゃねえぞ、この負け犬が。お前に仲間なんていねえのは知ってるんだよ、コノヤロー。いいぜ、お前の子どもでも奥さんでも連れて来いよ。全員しつけてやるからよ」と改めて王者を挑発。さんざん汚い物言いをしておきながら、みのもんたばりに「奥さん」と呼びかけたあたりにEVILの余裕が見て取れた。

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