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広島県福山市内のスーパーで現金約52万円が奪われた強盗事件で、広島地裁福山支部は、強盗などの罪に問われたフィリピン国籍の男(29)に、有罪判決を言い渡しました。
判決によりますと、尾道市在住の男は、2023年12月、別の男とともに福山市内のスーパーに押し入り、店員に布で覆った電動工具を突きつけ、レジから現金約52万円を奪いました。
判決で、広島地裁福山支部の 松本英男 裁判官は「被害額は多額で、店内で包丁を示すなど犯行は大胆で粗暴。借金返済のために行った犯行で、強い非難が向けられる。刑事責任は重い」と指摘しました。
一方で、「8割以上の被害賠償をしており、反省も示している」ことなどから、懲役3年・執行猶予5年を言い渡しました。