宮迫ショック!地上波復帰番組お蔵入りの経緯公表「そんなことある?」発表2日で急転、プロデューサーが説明

元雨上がり決死隊のタレント・宮迫博之が31日、自身のYouTubeチャンネルに動画を公開。出演を告知していた地上波番組が急転、放送中止となった件について「そんなことある!?」と驚きつつ、放送中止にいたるまでの経緯を公表した。

宮迫は「なくなった!びっくり!そんなことある!?」と大きなリアクションとともに驚きを表現した。28日配信の動画内で「わたくし宮迫、5年以上ぶりの地上波復帰決定!」と宣言し、千葉テレビ「匠の教室」(第一月曜、深夜1・30)からオファーを受けたことを報告。番組収録の裏側も公開し、放送日が6月3日であることも伝えていた。しかし、千葉テレビは30日、公式サイトに声明を掲載し、宮迫が出演する番組の放送予定がないことを伝えていた。

今回の動画では「匠の教室」プロデューサーを務めるタレントボックス社の高島氏が登場し、放送中止にいたるまでの経緯を公表した。

収録は4月23日に実施。宮迫のYouTube撮影が入ることについても、高島プロデューサーは「僕のほうからお願いした」と同意の上で行われたという。5月13日にコンプライアンスチェックの会社に納品し、同月22日に千葉テレビに納品を完了したが、29日に「放送予定なし」と伝えられたという。宮迫は「このタイミングで!?となったんですけど、そこはもう仕方がない」と複雑な胸中を明かした。

過去の放送回と同様の流れで制作し、納品時期も「今までより早かったくらい」だったが、まさかの結果となり、高島プロデューサーは「正直戸惑っている部分はある」と吐露。一部では、宮迫側の番組告知が“フライング”と批判する声もあったが、高島プロデューサーによれば「僕らからお願いして」告知されたものだったという。

宮迫は自身を「取り扱いがややこしい存在」と称して今回の事態を飲み込みつつ、「依然としてオファーを待っておりますので、決して諦めることはしない」と前を向いた。

なお、千葉テレビの同声明によれば、同局で放送される番組の内容は事前に社内審査をしており、外部の制作会社が手がける番組については「内容や出演者などを事前に通告していただき、当社内にて協議した上で制作していただくことを関係各社にお願いしております」と、放送にいたるまでの流れを説明。その上で、今回宮迫が出演した番組は「そのような通告もなく外部の制作会社によって制作されたもの」だとし、それゆえに「放送の予定はありません」と報告している。

(よろず~ニュース編集部)

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