Kアリーナ横浜つなぐデッキにひび割れ…利用開始を延期、安全性確認まで

ひび割れが発生した橋台の張り出し部(黄色の枠部分、横浜市提供)

 横浜・みなとみらい21(MM21)地区に新設された陸橋「高島水際線デッキ(仮称)」にひび割れが見つかり、構造上の不具合があることが31日、分かった。国内最大の音楽ライブ専用施設「Kアリーナ横浜」とみなとみらい大橋をつなぐ陸橋として6月1日から利用開始予定だったが、横浜市は安全性が確認されるまで供用を延期する。

 市都市整備局によると、デッキは全長約130メートル、幅6メートルで、Kアリーナ側で橋を支える橋台に幅最大3ミリのひび割れが約1.2メートルにわたり発生。橋台の下は立ち入り禁止にし、安全対策工事を実施している。 

© 株式会社神奈川新聞社