ひろゆき トランプ氏有罪でも「影響があんまりないのが怖い」「すげえ時代になった」

ひろゆき氏

実業家のひろゆき氏が31日、ABEMA TVのニュース番組「Abema Prime」に出演。トランプ前大統領が不倫の口止め料を不正に処理した罪に問われた裁判で有罪評決を受けたニュースにコメントした。

トランプ氏は2016年の大統領選直前、コーエン元顧問弁護士を通じて、ポルノ女優に不倫の口止め料を支払った。コーエン氏に弁済する際、小切手などに「弁護士費用」と虚偽記載したとして、34件のニューヨーク州法の業務記録改ざん罪に問われていた。

一般市民から選ばれた12人の陪審員は30日、全員の一致した判断としてトランプ氏に有罪の評決を下した。

ひろゆき氏は数々の証拠やコーエン氏の証言などから「多分有罪になるだろうと世間は予想していたと思う。それが(陪審員)12人全員で有罪判決になった」と指摘。

その上で「ただ怖いのが影響があんまりないというのが、すごいなと、逆に驚いていて」と呆れかえり「有罪になったにもかかわらず、支持層というのは考え方がほとんど変わらないんです。日本だったら有罪判決受けた人が総理大臣ってやっぱりおかしいとなるし、フランスでも大統領候補だった人が有罪判決受けて降りたというのもある」と米国での反応は他国とかなり違うと語った。

とはいえ高齢で初犯であることから、トランプ氏が収監される可能性は低いとし「そうすると、有罪判決受けたけど大統領になりますっていうコースが結構強いなというのが、すげえ時代になったと思って見てます」と困惑していた。

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