女子日本代表 古賀が25得点でアジア最上位の中国に勝利

【写真:Volleyball World】

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024女子予選ラウンド第2週マカオ大会の4日目、日本(FIVBランキング8位)は、現地5月31日(金)に中国(同6位)と対戦し3-1で勝利した。

第2週の2戦目でフランスに勝利し通算成績を4勝2敗とした日本は、関菜々巳に代えてリザーブ選手の和田由紀子を出場選手に再登録。世界ランキングアジア最上位(試合前時点)のホーム中国との試合に臨んだ。

山田二千華の連続サービスエースで始まった試合は第1セット、中盤に古賀紗理那主将、石川真佑の得点で抜け出した日本が、その後も粘り強い守備から攻撃につなげてリードをさらに広げそのまま先取した。

第2セット序盤は競り合う展開となるが、中盤にサービスエースやブロックなどを喫し中国にリードを許すと、そのあとも流れをつかまれてセットを失った。

第3セット序盤も中国に先行されるが、荒木のブロックポイントで追いつき、岩崎こよみのサービスエースで逆転に成功すると、そのあとも得点を重ねて中国を引き離す。中盤以降もこのセットからスタメン起用された井上愛里沙のバックアタックなどでブレイクし、セットを奪い返した。

第4セット序盤、互いに譲らず長いラリーが何本か続く展開となるが、日本が取りきって先行。中盤に岩崎のサーブから荒木のブロックポイントなど連続得点で一気に抜け出し主導権を握ると、最後は林琴奈がスパイクを決め、連勝を飾った。

VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各国で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定する。また今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあり、予選ラウンド終了時点でのFIVBランキングによって出場国が決定する。5枠のうち、2枠は現時点で出場権を獲得した国がないアジア・オセアニア地域とアフリカ地域のランキング最上位国に、残り3枠は出場権獲得済の国を除いたランキング上位3ヵ国に与えられる。

■ネーションズリーグ2024女子予選ラウンド

第2週マカオ大会

日本(FIVBランキング8位) 3-1 中国(同6位)

(25-22,19-25,25-18,25-17)

■日本の第1セットスターティングメンバー

山田、岩崎、石川、荒木、林、古賀、リベロ福留

■日本のトップスコアラー(上位3人)

古賀 25得点(アタック25得点)

井上 18得点(アタック18得点)

林 13得点(アタック13得点)

■日本の次戦(予選ラウンド第8戦)

6/1(土)16:00(日本時間17:00)

対戦相手:ドミニカ共和国(FIVBランキング11位)

■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)

BS-TBS 6/1(土)20:00〜

U-NEXT 6/1(土)16:50〜

※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

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