中国メディアの澎湃新聞によると、中国江西省・都昌県にある集合住宅で26日、2歳の女児が知的障害のある少女（13）に17階の窓から落とされて死亡する事件があった。設置された防犯カメラには事件発生前に女児を抱いて建物に入る少女の姿が捉えられていた。
女児の母親によると、事件当日、女児は祖母に連れられて近所で遊んでおり、容疑者の少女が女児を抱いて行くのを見た祖母は慌てて2人を追いかけたが間に合わなかった。少女は2台あるエレベーターの1台に乗って先に上の階に上がったのだという。
母親はまた、少女は近所に住んでいるものの6年間暮らしてきて話をしたことも会ったこともないと説明した。
当局はすでに少女の身柄を拘束して捜査を進めており、取材を受けた弁護士の雷剛（レイ・ガン）氏は「容疑者が犯罪行為を行った時に刑事責任能力を有していたかどうか、この事件の鍵は権威ある機関の鑑定にある」との考えを示した。（翻訳・編集/野谷）
