【なでしこ】18歳の古賀塔子が初ゴール!パリ五輪金メダル獲得へ“期待の新星”。日本女子代表がNZに2-0勝利

キャプテン田中美南が先制弾。

[国際親善試合] 日本女子代表 2-0 ニュージーランド女子代表/2024年5月31日23:00(現地16:00)/Estadio Nueva Condomina(スペイン/ムシアラ)

パリ・オリンピックを目前にしたメンバー選考前最後の海外遠征、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)が、スペインのムルシアで行われたニュージーランド女子代表との親善試合、田中美南、古賀塔子のゴールで2-0の勝利を収めた。日本はこのあと6月3日、再びニュージーランドとの第2戦に臨む。

FIFAランキングは日本7位、ニュージーランド28位。いずれもパリ・オリンピックの出場権を獲得している。最近は4-3-3を採用してきた日本だが、今回、最終予選に続き3-4-3でスタート。慎重な立ち上がりとなったが、相手に疲れが見え始めてくると、日本が運動量とアジリティで上回り、スペースを突き出す。

そして前半アディショナルタイム、右サイドを打開。右ウイングバックの守屋都弥がボールを奪って起点になる。左サイドをアンダーラップした『10番』 長野風花につなぐと鮮やかな連係で打開。長野のマイナスの折り返しを清家貴子がパス。ボールを受けたこの日キャプテンの田中が冷静にシュートを突き刺した。

さらに後半立ち上がりの47分、北川ひかるの右コーナーキックはファーサイドへ。待ち受けていた18歳の古賀がヘッドでGKのニアを突いて、嬉しいなでしこJAPAN初ゴール! 日本がリードを広げ、2-0の無失点勝利を収めた。

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