ピクセルカンパニーズ<2743>、太陽光発電用地開発など不動産子会社のピクセルエステートを譲渡

ピクセルカンパニーズは、太陽光発電用地の開発などを手がける不動産子会社のピクセルエステート(東京都港区。売上高2700万円、営業利益△2100万円、純資産△11億5000万円)の全株式を、事業家の清水雅史氏ら3者に譲渡することを決めた。不採算事業からの撤退に伴い、今後は成長分野であるシステムイノベーション事業とデータセンター事業に経営資源を集中させる。譲渡価額は1万円。譲渡予定日は2024年6月1日。

ピクセルエステートは1994年に設立し、リゾート用地の開発・販売などを手がけてきた。近年は太陽光発電用地の開発や太陽光発電施設の施工・販売に経営の軸足を移し、業績の立て直しを進めていたが、赤字が続いていた。譲渡先の清水氏とは、データセンター事業におけるインフラ設計業務を、同氏が経営する会社に委託するなどの取引関係があったという。

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