宮迫博之 5年ぶり復帰のはずが… 番組お蔵入りで「取り扱い注意」継続の最悪結果

ショックを受ける宮迫博之

元「雨上がり決死隊」の宮迫博之(54)が31日、自身のユーチューブチャンネルで、5年ぶりのテレビ地上波出演がお蔵入りになったことを報告した。

宮迫は28日、千葉テレビの番組「ダイヤモンド☆コレクション」の1コーナー「匠の教室」に出演すると公表していたが30日に事態が急転。同局は宮迫出演予定番組が報告もなく外部の制作会社によって制作されたものという理由から「放送の予定はありません」という声明を出した。

これを受けて宮迫はこの日の動画で「なくなったぁ~、びっくり! そんなことある? 収録も完全に終わったよ。打ち合わせもたくさんしました。30何年テレビ出てましたけど、初めてのことなので」と嘆いた。

動画には同番組の担当プロデューサーの高島怜央氏(タレントボックス社)も登場し、経緯を説明。4月23日に収録し、5月13日にコンプライアンスチェックの会社に番組を納品。高島氏のもとには22日の時点で同局に番組の納品が完了したとの報告が入ったという。番組は6月3日に放送予定だった。

宮迫は「私という存在が、取り扱いがややこしい状態なので。やっぱアカンか…ってなってしまったのは仕方がございません」とガックリ肩を落とした。

2019年の闇営業騒動で、関与した芸人たちは活動停止等の処分を受けたが、今はテレビにも復帰している。芸能界から引退した「カラテカ」入江慎也も4月に地上波に出演した。宮迫だけがいまだNGとなっているのは「闇営業騒動に絡むゴタゴタを主導したなどとして、方々から怒りを買ってしまった。テレビ局もそれを知っており、そう簡単に出演させられる状態ではない」(テレビ局関係者)

宮迫は「依然としてオファーを待っておりますので、決して諦めることはしない」と決意表明したが、今回の復帰発表→白紙により、余計に難しくなった。

「改めて宮迫は取扱注意ということを印象付けてしまった」(同)。ぬか喜びした宮迫にとっては、踏んだり蹴ったりの結末となってしまった。

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