県庁所在地よりも人口の多い市を持つ県はどこかご存知でしょうか。
今回、アンケートを取ったところ、日本人の約3割が知っているという事実が判明しました。
記事後半では、県庁所在地よりも人口の多い市を持つ県の観光情報を紹介します。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
県庁所在地よりも人口の多い市を持つ県はどこ?
LIMO編集部が全国の10代〜60代の男女200名を対象に、「福島県」「茨城県」「青森県」「鳥取県」の4択のうち、「県庁所在地よりも人口の多い市を持つ県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、福島県、茨城県と回答した人がそれぞれ31%。
次に多かったのが19%の青森県、鳥取県でした。
4択の中で、県庁所在地よりも人口の多い市を持つ県はどこなのでしょうか…。
福島県の市町村別人口を比較すると…
4択の中で県庁所在地よりも人口の多い市を持つ県は、福島県です。
福島県の県庁所在地は福島市ですが、人口が一番多いのは郡山市の31万7486人(2023年1月1日時点)。2番目がいわき市の31万890人で、県庁所在地である福島市は3番目の27万744人です。
人口が3つの都市に分散している県は全国的にも珍しく、県面積が広くて東西に長い形をしている福島県ならではといえそうです。
ちなみにアンケートの選択肢にはありませんでしたが、群馬県、静岡県なども県庁所在地よりも人口の多い市を持つ県です。
福島県の観光スポットと観光入込客を紹介
ここからは福島県の観光スポットと観光入込客について紹介します。
全国第3位の面積を誇る福島県には、自然豊かな景勝地や歴史を感じる観光スポットなどが点在しています。とくに有名なのは、江戸時代の面影を残す「大内宿」や、神秘的な湖沼群「五色沼」、難攻不落の名城「鶴ヶ城」などです。
2022年の観光入込客数(延べ人数)は4768万6881人。地域別にみると、福島市と郡山市がある中通り地方が2290万7000人と最も多く、次いで会津地方の1503万6000人、いわき市のある浜通り地方の974万4000人の順でした。
また、福島県旅行での1人あたりの使用金額は 「1万円以上2万円未満」が23.7%と最も多く、続いて「2万円以上3万円未満」が23.1%、「3万円以上4万円未満」が13.8%でした。
いかがでしょうか。今回は県庁所在地よりも人口の多い市を持つ県を紹介しました。
調査概要
調査日:2024年5月28日
調査人数:200人(全国の10~60代)
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 福島県「県内各市町村住民基本台帳人口・世帯数」
- 福島県「R4年観光客入込状況調査」
- 福島県「令和4年度 福島県観光地実態 WEB 調査」