不倫した挙げ句、借金600万を残して家を出た母親に「3000円でいいから振り込んで」と金をせびられ続けた小4の私

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母親失格とはまさにこの事だろう。千葉県に住む40代後半の女性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収400万円)は、不倫して家を出ていった母親から小学4年生だった時に、何度も金銭を要求された体験を投稿した。

本来なら小学生の娘にお小遣いを渡す立場のはずだが、なぜ逆転したのだろう。(文:國伊レン)

「改札から出れないので金を持ってすぐ来い」

「私の母は小4の時に離婚しました。前の年に弟が生まれたのですが父の子ではなかったようです。浮気して父名義で600万の借金をし浮気相手と出て行きました」

この一文で、どんな性格だったのかが計り知れる。女性は祖母の家に預けられて生活をすることになったが、母親からは月に数回、電話が来ていた。もっとも、内容は「元気か」のような女性の身を案じる電話ではなく、全て「金を貸してくれ」だった。

「当時小4の娘に『3000円でいいから振り込んでくれ』とか『今駅に着いたけど一番安い切符で乗って来たから改札から出れないので金を持ってすぐ来い』とか言われました」

「断ると『弟と一緒に死んでやる』と言われます。小4の子どもでしたので心配で泣いてしまいましたし、何とかしようと父に学校道具が必要と嘘をついてお金を送ったりもしました」

ドラマの悪役のような母親だが、特に大きな罰が下ることもなく「数十年経ちますが未だにピンピンしております」と皮肉った女性。

「ちなみにお金を貸せは今でも続いており毎月給料日に連絡が来ます」

お金をせびる相手が不倫相手ではないということは、愛想を尽かされたのだろう。最後にすがりついた娘が見捨てないでくれたことに感謝すべきである。

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