柔道団体、盛岡大付が男女制す 岩手県高校総体

女子団体決勝 盛岡大付-盛岡南・不来方 内股を決める盛岡大付の中堅石川奈七子(右)。そのまま抑え込み、合わせ技で一本勝ちした=久慈市民体育館

 第76回岩手県高校総体第8日は31日、各地で12競技が行われ、柔道の団体は男女ともに盛岡大付が制した。女子は31年ぶり、男子は3大会連続優勝。テニスの女子団体は盛岡白百合学園が6年ぶりに王座に返り咲き、男子団体は岩手が連覇を14に伸ばした。

 涙が止まらない。柔道女子団体は盛岡大付が31年ぶり2度目の栄冠をつかんだ。一戸柚(ゆう)主将(3年)は「出場した3人だけでなく、チームみんなで勝ち取った優勝だ」と喜び、目頭を押さえた。

 柔道男子団体は盛岡大付が連覇を3に伸ばした。練習量に裏付けされた強さを発揮し、決勝は盛岡中央を4―1で下した。

 第9日の1日はフェンシングや相撲など19競技を行う。

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