シンガーソングライター椿優衣さん 横須賀で歌い続け10年 チケット完売の記念ライブ 横須賀市

伸びのある歌声で全16曲を披露した

市内在住のシンガーソングライター・椿優衣さんは5月26日、活動10周年を記念したライブを大滝町のライブハウス「ヤンガーザンイエスタデイ」で実施した。前売り段階でチケットは完売。市内のほか北海道や大阪府からもファンが駆けつけた。

椿さんはラジオパーソナリティー、ボーカル講師、ライブ配信者などとして市内を中心に音楽活動を展開。これまで6枚のCDを発売し、イベント出演のほか単独公演も開催してきた。

ライブ本編は「かもめが翔んだ日」(渡辺真知子)のカバーでスタート。大入りの会場を目に涙を浮かべながら歌い上げた。三浦按針をモチーフにした「青い瞳のサムライ」など横須賀の偉人にちなんだオリジナル楽曲も4曲披露。中盤にはプレゼント抽選会などの企画コーナーも行われた。

椿さんは「苦しい時期もあったが、いつも誰かが手を差し伸べてくれた。今後は音楽活動も続けつつ、世の中への恩返しとして、何かに挑戦する人へのサポートもできたら」と想いを語った。

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