「ふくしまのおしごと本」を福島テレビが福島県教委に寄贈 県内の中2生に1部ずつ配布へ

大沼教育長に本を手渡す横山社長(左)

 福島テレビは31日、「ふくしまのおしごと本」を福島県教委に寄贈した。中学生に福島県内の企業を知ってもらおうと作成した。6月上旬以降、県内の中学2年生に1部ずつ配布する。

 福島県内企業の魅力を若者に伝える福島県の「感動!ふくしま」プロジェクトに賛同し、制作した。県内39社を掲載し、やりがいや仕事内容などを社員のインタビューを通じて紹介している。

 県庁で贈呈式が行われ、横山淳社長が大沼博文教育長に手渡した。横山社長は「授業で活用してほしい。若者の福島県外流出を防ぐきっかけになればいい」と願った。大沼教育長は「地元で就職を考える手掛かりになる。中学生のキャリア選択に活用したい」と話した。

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